はじめのだいいっぽ(キングダム読んでない人は若干ネタバレがありますので注意)

初めてブログというものを書きます。

私は、現在小学校教員を一時休職し、JICA海外協力隊としてセネガルに派遣される

予定のものです。コロナウィルス感染拡大を受けて、訓練が4月から始まる予定でしたが、6月からに延期になりました。正直、本当に始まるかどうかも分かりませんが、せっかくの期間なので普段できていないことをやっています。

 

何をしているかというと、教育基本法、学習指導要領を読んでいます。大学の頃から「先生になりたいのになぜ法律を学ぶの?」とか「この緑の本は一体何なんだ?」と思っていました。教師の立ち返るべきところと学んではいましたが、なんとなくで実感はしていませんでした。でも、改めて読み返してみると「今までやってきたことが法律に書かれている!」ということに驚きました。(当たり前なんですけどね、、、)

 教育の目的を示す第1条。これを基に学校目標が作られており、それを受けて学級目標を作っている自分からすれば最重要なことだと感じました。もっと言えば、日本においては何のために教育活動を行うかが明確に示されています。

 教育の目標を示す教育基本法第2条の1には、知・徳・体を育むこと。第2条の2、3,4,5には、実際にどんな態度を養ってほしいかを示しています。例えば「創造性を培い」「自主及び自律の精神を養う」これってまさに、通知表の行動評価じゃん!(いまさら(笑))とほくそ笑んでいましたが、なんで通知表に行動評価があるの?と聞かれて昔の自分はどう答える気だったのでしょうか?

 

 というように、読めば読むほど現場とリンクしていて読むのが楽しくなってしまいました。(だからリンクするのは当たり前なんやって( ´∀` ))突然話は変わるのですが、最近キングダムを読んでいて、その中のキャラがこう言います。「法とは願い!国家がその国民に望む人間の在り方の理想を形にしたものだ!」この言葉とすごくリンクしました。教育基本はいわば、日本の子どもたちにこうなって欲しいという願いそのものだと。その願いはもちろん多種多様です。自分は、指導要領を学べば学ぶほど、法的拘束力を実感して、自由な発想が出来なくなるのではないかと正直手が出せていませんでした。

 ですが、そもそも第1条には「人格の完成を目指し」と抽象的な言葉で表現しています。もちろん他の部分でその抽象的な部分を補おうといますが、やはり文章では限界があります。そこを現場で実際に子ども達と生活して成し遂げていくのが、私達の仕事なのではないかなと改めて感じました。もちろん人格の完成がどのようなものであるかの最適解など、7年しか教師をやっていない私にはまだまだ分かりません。でも逆に言えば、学習指導要領を基に説明が付くなら自分らしい実践を行えると感じました。自分の仕事のルーツを知れてとても勉強になりました。

 まだまだ待機期間がありそうなので、しっかり学び続けたいと思いまーす。^^ちょくちょく、こんな感じで自分のアウトプットの場にしていきたいと思いますので、ご意見があればツイッターでリプライとかいただけたら助かりまーす。ではまたー